ICUで働く看護師の1日のスケジュールについて

ICUで働く看護師の1日は、担当している患者さんの情報収集から始まります。
その後、夜勤の医療スタッフからの申し送りを受けて、見回りをし、患者さんに対して処置や更衣、検査などを行います。
また、投薬や検温、吸引などの必要なケアもします。
午前中の仕事が終わったら、1時間の休憩をはさんで、午後からは午前中にできなかった患者さんのケアを行います。
手浴や足浴、リハビリなどです。
終業前には、夜勤の医療スタッフへ申し送りを行います。
その後、KYTを行うこともあります。
KYTは、危険予知トレーニングのことで、危険を予知して素早く対応できるように15分~20分程度のトレーニングを行います。
最後に、看護記録を書いて退勤します。
夜勤で二交代制の場合は、17時に出勤し、翌朝8時まで勤務します。
病院によっては、出勤と退勤時間が1時間ほど前後することもあります。
出勤後、担当している患者さんの情報収集をし、日勤の医療スタッフから申し送りを受けます。
その後、病院内の見回り、患者さんのバイタル測定やドレーン管理等を行います。
患者さんが夕食を済ませたら、看護師も夕食を食べて休憩します。
夕食後、患者さんのバイタルサイン測定や投薬、口腔ケア、体位変換やモニターチェックなどを行い、21時ごろ消灯になります。
2時間ほど休憩を取ってから、患者さんのケアを行います。
救急患者さんの受け入れを行うこともあります。
7時ごろには、患者さんのモーニングケアを行います。
それから、日勤の医療スタッフに申し送りをして看護記録を書いて退勤します。